一人でいるのは怖くなんかない。
 確かに誰かと繋がっているから。
 たった一言。あなたがすくってくれたから―――。

 もうシリウスは迷子にならない。




 
 
 
 
      10.  ボクを忘れないで下さい
 
 
 
 
 
 
 


 暗い部屋でゆっくりと目を開く。
 久しぶりに見た彼が脳裏にちらついて眠れない。
 名前を呼べなかった。呼ぼうとした声は唇からこぼれることさえなかった。
 彼の中で一等好きなターコイズグリーンの眸が暗闇に浮かぶ。
 どこにいても、何をしていても。彼が刹那の中から消えることはない。

「……ニール」

 ティエリアに殴られたところはどうなっただろう。去り際にちらりと見たニールの
 頬は赤くなっていた。
 まさかティエリアが人を殴るなんて思わなかったから、彼の手も心配だ。
 ライルはティエリアに電話をもらったのだと、心配そうな声で刹那に電話してきた。
 ごめんな、と彼が悪いわけではないのに何度もそう言った。

 ―――みんな優しい。

 ティエリアも、ライルも刹那が幸せになることを望んでくれている。
 家族の愛情には恵まれなくても、彼らが味方でいると思えることで少しだけ胸の空
 洞が埋まる気がした。
 このままでいたい。何も失くしたくない。

『でも君はまだ彼に肝心のことは何も伝えていないんだろう?』

 ふと、空が薄暗くなる頃。太陽が去り、これから真っ暗な闇が迫ってくる時間の入
 り口で言われた言葉がよみがえる。
 肝心のこと―――それは刹那の想い。
 彼のことを特別だと知ったあの14の冬。
 じくじくと痛む胸と、凍りつきそうな心臓を抱えて家まで走った。
 あれから2年経った今もあの日の寒さを忘れられないでいる。
 冬は好きだけれど嫌い。自分は妹以上になれないのだと何度も思い知らされてきた。
 それでも彼を嫌いになることは出来なかった。
 それどころか想いは刹那の胸を潰す勢いで育つばかり。
 ニールの彼女が変わるたびに失恋をした。まだ始まってすらいない恋に疲れて、彼
 を避けるようになって。
 刹那の想いに気付いたライルに甘えて、ニールを遠ざけた。

 たった一言も言えないくせに、傷ついてばかりで。

 こんなの―――ただの独占欲みたいだ。ないものねだりをして、駄々をこねる子供。
 星が欲しいと言うような。
 けれどどうしようもなく好きだ。
 彼の眸も、声も、笑った顔も、白い手も全部。
 自分のものだったらいいのに、と望んでしまうから。

「ニールっ…」

 名前を呼ぶ声に嗚咽が混じる。
 自分を憐憫して泣くのも、彼を想って泣くのも今日が最後になるように。








 なんだか疲れた。

 ニールはのろのろと階段を降りながら髪をかきあげる。
 ゆっくり風呂にでも入ってこのざわめく感覚をなくしたい。
 動くのがひどく億劫だ。風呂場にたどりつき、ひたすら怠惰に服に手をかける。脱
 衣所の鏡に映る自分の顔に生気がない。
 それがなぜか可笑しくて自嘲気味に笑った。
 夕方殴られた頬はまだほんのり赤みを残している。どうやら相手は人を殴ることな
 ど滅多にないようだ。口の端が少しだけ切れている。力の加減など、わからなさそ
 うだった。

「あー…痕は残らなさそうだな…」

 鏡を覗きこんでまじまじと自分の顔を見る。
 さすがに青あざつけて出社した日には、何があったのだと騒がれそうだ。
 面白がって騒ぎそうな者もいる。

「美人な男子高校生に殴られたなんて言った日にはスメラギさんとかが喜びそうだ
 …」

 大酒飲みなナイスバディの上司を想い浮かべて肺の底からため息を吐き出した。
 絶対に酒の肴にされる。間違いない。
 それにしても―――彼は刹那とどういう関係なんだろうか。
 刹那の友好関係は正直ほとんど知らない。彼女が小学生の頃はクラスで少し浮いて
 いると耳にしてだいぶ気をもんだ覚えがある。中学に入ってからはあまりそういう
 話を聞かなくなったし、何より刹那と話す時間が極端に減った。思えばあの頃から
 だったのだろうか。大学を卒業して、社会人になってからは刹那との時間がかみ合
 わなくなった。
 ライルはニールと違って時間に融通のきく仕事を選んだから、必然的に刹那と過ご
 す時間も多かった。
 それが寂しいと思っていた。そして、悔しいとも。

 脱ぎ終えた服を洗濯機に放る。
 身体を洗って湯船に入り、思考を巡らせた。
 ―――仲がよさそうだった。何より刹那の事情をすべて知っているようだった。

『これは僕の私怨じゃない。…彼女の心の痛みの一部だ』

 秀麗な顔が呆れたようにニールを見ていた。けれどどこか優しく感じたのは気のせ
 いだったのだろうか。

『あなたはもっと自分の内面を整理した方がいい』

 甦ってきた声に眉根を寄せる。
 ずっと引っかかっていることがある。自分や他人を客観的に見るのは得意だったは
 ずなのに。
 なんだろう。何が引っかかっているのだろう。
 ニールは湯船に右手を叩きつけた。
 大きな水音がして―――湯が頭からもろにかかる。
 ぽたぽたと髪や顔を伝って水滴が呑み込まれていく。

 あの雨の日を思い出す。
 刹那が虚ろな表情で立ち尽くしていた、冷たい日。
 一人では泣けない刹那が哀しくて、愛しくて。ただ抱きしめて、涙が枯れるまで泣
 かせた。
 手を放すと刹那が凍えてしまいそうで怖かった。起きた彼女に拒絶されてもいい。
 それでもいいから、放したくない。
 他の誰にも触れさせたくない。例えそれがライルでも、許せない。

 そこまで考えて、ニールは思わず目を瞠った。
 水面に映る自分の顔に驚いたからだ。

「俺…」

 そこにある自分の顔は、間違いなく一人のただの男だった。
 妹のように慈しんできた女の子に向ける優しい感情の時に浮かぶものではない。
 一人の人を、想う男の顔。
 同じ顔が身近にいるのに、そんな表情は見たことがない。
 刹那を想う自分の顔はこんなにもわかりやすい感情を浮かべていたのか。

「…ははっ…そりゃ、ライルに呆れられるわけだ…」

 ティエリアに殴られてもおかしくはない。
 気づくのが遅すぎる。

「好きだ…刹那。…ずっと、好きだったのか…」

 小さな呟きは浴室で柔らかに響いて。
 ニールは浴槽のふちに寄りかかって笑った。








 日付はとうに変わっている。
 けれど眠れない。ベッドに入る直前まで泣いていたせいか、目元がひりひりする。
 刹那はベッドの中で何度も寝がえりを打った。
 まだ新しいシーツは糊が効いていて、自分のものではないような気がする。
 ぼんやりと見える部屋も16年住んだものとは違うから、まだ慣れない。
 あの家がどうなるのかなんて、刹那には知る由もないけれど。でも思い出がないわ
 けでもないから―――ほんの少し、寂しい。

「眠れない……」

 もう寝るのを諦めた方がよほど堅実的だ。
 あたたかいベッドから抜け出ると、刺すような寒さが刹那を襲う。
 寝間着の上にガウンをはおり、冷たい床に座り込んだ。
 まだ物がほとんど何もない部屋は寒々しく、ただ広いだけでまだ他人行儀。ニール
 やライルがくれたぬいぐるみも、小物も全部置いてきたからここには何もない。
 殺風景な部屋は年頃の女の子のものとは言い難いだろう。現にティエリアは訪れる
 たびに家具のカタログを持ってくる。彼の部屋は本とパソコンとその周辺機器に覆
 われた、部屋と言うよりプログラマーの仕事場のような様だ。床を這う配線に何度
 躓いたことか。
 クス、と小さく笑って赤褐色の眸を天窓の方へ滑らせた。
 この部屋の天窓からは、今の季節ちょうど星が―――シリウスが見える。
 偶然見つけたというのに、ここが自分の家だったのだとその時感じた。
 天窓にはカーテンもブラインドもない。
 天気のいい夜に見える星空だけが刹那のもの。

「……きれい…」

 今夜も空は晴れていて、星達が瞬いている。
 どうしようもなく美しい空に視界がにじんできた。
 ―――我儘を言ってもいいだろうか。本当にあの光が欲しいと思うから、手を伸ば
 してもいいだろうか。
 刹那はあふれる涙を拭わぬまま、かすかな光を頼りに携帯電話を手に取った。








 部屋の窓から空を見上げる。
 今日も雲のない空は星がよく見えた。
 気付いたばかりの想いに胸がとぐろを巻いていて、眠れない。
 明日―――もう今日だが―――は仕事だと言うのに、眠気は一向にやってこなかっ
 た。それどころか冴えてすらいる。
 時計の針はもう午前2時に差し掛かろうとしている。
 静寂に包まれた夜を携帯電話の音が切り裂いた。

「…なんだ?」

 こんな時間に電話をかけてくるような知り合いはいないはずだ。
 ライルも今日は撮影で遠出していて、帰ってくるのは昼くらいのはず。
 彼女とは―――あれから連絡をとっていない。

「…誰だよ…」

 充電アダプタにつないだままの携帯を手に取る。ゆっくり開けると、着信を知らせ
 ている画面が表示されていた。
 そこにあった名前は―――。

「え…?」

 眩しいほどの光を放つ画面には、確かによく知る名前。
 思わず目を瞠った。

「………刹那」

 確かに、好きだと自覚したばかりの少女からの着信だった。








 暗闇の中を息を切らしながら駆けた。
 もう3月とはいえ、まだ夜はひどく冷える。
 顔を冷気が刺すような感覚も気にならないくらい、急いていた。

『ニール』

 久しぶりにこちらの名を紡ぐその声に、愛しさと切なさが入り混じって目頭が熱く
 なるような。
 今まで誰にも感じたことのないその感情に、叫びたくなる。

『―――逢いたい』

 近くの公園にいると電話越しにも震えのわかる声で告げられて、すぐコートと携帯
 電話片手に飛び出した。
 こんな時間に、一人で出歩くなんて、と。
 普段なら小言の一つや二つ、すぐにでも言うけれど。
 そんなことを考える余裕もないくらいに、今はただ走る。


「―――刹那!!」


 幼い頃何度かここで遊んだ。
 その頃からほとんど変わり映えのしない公園のブランコに小さな影。
 叫ぶように呼んだニールの声に、はっとしたように影は動いた。
 小さくブランコが鳴る。そう言えばあのブランコは刹那のお気に入りだった。
 入口にの近くある柵を越えて、一直線に向かう。

「ニール…」

 小さな声で名前を呼ばれ、駆け寄った勢いのまま、細い身体を抱きしめた。
 コートを着ているものの、その身体はとても冷たい。
 ニールは切れ切れの呼吸を何とか整えて自分の着てきたコートをバサリと脱いだ。

「お前、なんでこんな冷たいんだ!というかこんな時間に女の子が一人で出歩くんじ
 ゃない!」
「…すま、ない…」
「ってあーもう、手袋もマフラーもしてないじゃないか…。ほら、これ着て!」

 捲し立てるようなニールの言葉に刹那は赤褐色の眸を瞬かせる。大きなコートに華
 奢な身体を包みこまれて、変わらないニールにもう押さえきれない恋情が涙になっ
 てこぼれ始めた。

「っ…刹那…?」
「すまない…でも、止められない…」

 急に泣き出した刹那に、狼狽した翠が瞠られる。
 拭おうと頬に手をやろうとした瞬間、広い胸に抱きしめられた。

「泣くなよ…刹那…」
「すまない…」

 抱きしめてくるニールの身体からは、彼の匂いとほんのり汗のにおいがして走って
 きたとすぐにわかる。
 自分の電話一本でこんなにも慌てて来てくれるとは思わなかった。
 そっと背中に腕を回すと、更に深く抱き込まれる。
 拒絶されないことに安堵したのはどちらだろうか。
 刹那はニールの胸に額を押し当て、顔を見ないまま口を開いた。

「ニール…」

 ピクリ、と彼の身体が反応する。
 背中に回した手を彼の服とともに握りしめた。きつく瞑った目が熱い。声だって震
 えているのを自覚しているけれど、でも。

「ずっと…トクベツになりたかった」
「…せつ、」
「誰かの、ニールの―――」

 抱きしめる腕の力が増す。
 言葉に詰まるけれど、どうか言わせて。

「すき」

 時が止まったかのよう。随分と経ったよう。
 そんな空白の間が空いたと思った直後、上向かされた。涙でぐしゃぐしゃになった
 顔を、大きな手がそっと辿る。
 すぐそこにあるターコイズグリーンとかちあった。視界がぼやけるほど近い。
 重なり、触れ合う熱は、一方的にさよならを告げた夜と同じくらい熱かった。

「ニー…」
「ごめん…刹那」

 状況がわからなくて目を瞬かせると、痛みをこらえる顔をしたニールが謝ってくる。
 やっぱり気持ちを伝えるなんて今更だったかと俯こうとするが、頬を包んだ手がそ
 れを許してくれない。
 夜の寒さが一気に刹那を襲ってきた。けれどその寒さはすぐにかき消される。ニー
 ルが刹那を抱きしめたから。

「ずっと当たり前だと思ってた」

 ぎゅっと隙間なく抱きしめてくるニールに困惑する。
 けれど耳元で囁くように話しだした彼は、まるで迷子の子供のようだった。

「お前が俺の傍にいるの、当然だと思ってたんだ。…血のつながりはないけど、刹那
 は妹みたいなものだからって」
「…っ…」
「でも違った。妹だからとか、そんなのただの言い訳だった」

 そっと指を絡められ、思わずニールを見上げた。

「他の誰かが刹那に触れるのが嫌だ。ずっと俺だけがこういうことしたい。…ライル
 殴ったのに気付かない俺は本当にバカだ」

 手の甲に口づけられ、そのまま再び抱きしめられた。
 額に、頬に、赤くなった瞼に唇が降りてくる。
 自嘲の混じった、けれど真摯な声。

「ずっと俺だけのものにしたかったのに…。刹那はどんどん綺麗になるし、俺以外に
 も普通に付き合えるようになったから拗ねてたのかもしれない」
「ニール…」
「…お願いだから俺のものになって。刹那はいらなくなんかない、自由なんかいら
 ない。だから俺から離れないで…」

 8歳も年上の男が子供のように言い募る。
 困ったことにそれをひどく幸せだと思ってしまった。
 ニールだけが、いつだって刹那を見つける。
 刹那は冷え切った白い頬にそっと小麦色の手を伸ばした。ティエリアに殴られた場
 所だけ、まだほんのり赤い。触れる手前で手を止める。

「…傍にいても…いいのか?」
「…刹那」
「このまま好きでいてもいいのか?」
「刹那に嫌われたら、俺は多分ダメになるけど」
「欲しがってもいいのか…?手を、のばして」

 指先がたどり着いたニールの顔はきょとんとしていて。
 涙でおぼろげにしか見えないけれど、幸せそうに破顔した。

「いいよ。―――好きだ、刹那。本当はずっとお前が好きだったよ…」

 長い指が刹那の涙をぬぐうが、こぼれる雫は後を絶たない。
 苦笑したニールの顔が近づき、唇で涙を吸われた。―――そのまま唇が重なる。
 嬉しそうな顔をしたニールに抱きしめられ、彼の肩越しに満天の星空を見た。
 ひと際輝く星は―――あの日ニールが刹那の星だと笑ったシリウス。
 静かに瞬く光を目に焼き付けるかのように、目を閉じた。










 軽く二日酔いの頭が痛む。ライルは額を押さえながら、早朝のきんとした道を歩い
 ていく。
 昨日仕事が終わるのを見計らうかのように、携帯電話が鳴り響いた。
 着信相手のティエリアは、彼はひどく立腹していて。
 さすがに彼から聞いた兄の行動には驚いたけれど、いつか切れるんじゃないかとも
 思っていた。
 なんとなく心配になって、帰りの時間を繰り上げて家に向かっている。

「兄さん頼むから犯罪だけはやめてくれよ…」

 絶対にこの頭痛は二日酔いだけのせいじゃない。
 泣いていた幼馴染の顔を思い浮かべる。今泣いていないといい。
 今日は仕事が休みだ。一緒に食事をするのもいいかもしれない。
 そんなことを考えながら家の玄関の鍵を差し込む。

「ただいまー」

 まだ眠っているだろう兄に一応気を使って、小さな声で帰宅の挨拶をする。
 どさりと玄関の隅に荷物を下ろした。

「…あれ?」

 違和感に気付いたのは、見覚えのある靴が置いてあったから。
 つい最近までよく見ていたそれはあの子供のものだ。
 なぜこんなところに―――。

「って刹那が来てるのか!?」

 慌てて靴を脱ぎ捨て、リビングへ続くドアを開けた。
 なんとなくそこにいる気がしたのだ。
 音もせず開いたドアの向こうは静まり返っている。特にいつもと変わりのない部屋。
 しかしソファーを覗いて、ライルは身体を固まらせた。

「…どういう状況…?」

 それなりに広いソファーの上で、折り重なるようにして眠っている、二人。
 ニールの胸に頭を乗せて、久しぶりに穏やかそうに眠っている刹那は、ライルが覗
 きこんでも反応しない。ニールもまた、最近寝不足の顔をしていたせいか、熟睡し
 ているようだ。
 ベッドじゃないだけマシか、と回らない頭で思う。
 指を絡めあった手だとか、ニールが腰に回した腕だとかに昨夜二人に何があったの
 か察せられるが。

「ったく、幸せそうな顔しやがって」

 ライルは二人を眺めて、思わず破顔した。
 ようやくあるべきところに収まったのだ。やっとこの少女は寂しさから抜け出せる。
 ニールもそうだ。双子だからこそわかる、彼が抱えていた空虚がようやく埋まる。
 心配しつつも、文句を言うだけ言ったティエリアはこうなることを予測していたの
 だろうか。昨日の電話で、切る直前に言ったのだ。

『もうすぐ、迷子じゃなくなるかもしれない』

 あの時はまた訳のわからないことを言う、と思っていたが。

「…あーあ。俺も本気になれる相手、見つけないとなぁ…」

 ニールの部屋から持ってきた厚めの毛布をかけてやりながら、ライルは小さく呟い
 た。
 朝日が柔らかに入るリビングのソファーでは、恋人になったばかりの二人が静かに
 寝息を立てている。
 本当に穏やかなその表情に、そっと笑う。
 もう少しこのままでいさせてやろう。あと30分もしたら起きていつも通りの朝にな
 る。
 二人が起きたら、まずはなんて言おうか―――?
 まずは朝の挨拶。そしてその次は―――。


 ライルは考えながらコーヒーの準備を始めた。







     It is an end in this !  Thank you for reading.











 

 
 
 
 
 
 
 
 

       そしてこれからニールの受難が始まる、ってことで(笑)
       ついに終わりです。短いお話だったのにどうしてこんなに時間がかかっちゃったのやら。
       すべてはニールのせいってことにしていいでしょうか。でもこれから刹那をしっかり幸せに
       して欲しいです。
       終わりはライルでしめようと言うのは、最初から決まってたりしました(笑)彼も一応重要
       な存在だと思っているので。このあとはちょこちょこ小話とかで補足するかもしれません。

       ではでは、ここまでお付き合いくださいまして、本当にありがとうございました!

          2010.02.15 これからあなたと二人並んで。