誰かを好きになるのは、優しいことばかりじゃないと知った。
 でももう刷りこまれてしまったかのように、ずっと一人しか見えなくて。
 あの日手を取ってくれた。傍にいてくれた。
 それがどれほど嬉しかったか―――幸せだったか。

 いつか痛みごと、どこかに行ってしまえばいい。
 きっと、そんなこと無理だとしても。









     04. あっちでもこっちでも










 送られてきた封筒の中身をデスクに並べる。大量のそれを一枚ずつじっくり見
 つめた。
 付箋の張られたものが多分一押しなのだろう。それぞれ違うポーズで撮られた
 それは確かにどれも―――。

「あら、すっごく綺麗な子」

 急に背後から声がして、ニールはびくりと肩を揺らした。
 慌てて振り返ると、いつのまにか写真を覗きこんでいる編集部の面々が背後に
 立っている。

「驚かせないで下さいよ!」
「深刻そうな顔してるから何かと思ったのよ」

 大変だったんでしょう?とニヤニヤしながら聞いてくる上司に、何も返すこと
 が出来ない。
 きれいに整えられた白い手が、ひょいっと写真を掴む。しげしげと眺めつつ、
 首を傾げた。

「見たことない子だけど、新しく入ったモデル?」
「あ、いや…その子は一般人ですよ」
「一般人!?」

 声を上げたのは一緒に見ていた同僚で、ほかの面々も更に興味が湧いたのか次
 々と写真を手に取っていく。

「一般人使うなんて、ライルも度胸あるな」
「この子もなんか慣れてる感じだし」

 写真を一通り見終えたのか、デスクで皆の様子を黙って見ていたニールに視線
 が集まった。
 その問うような視線は、説明しろというもので。
 どうせ話さなければならないし、情報操作や隠蔽については手を借りなければ
 ならない。
 刹那のためにも、そこら辺はしっかりしてやらなければと、ニールはため息を
 一つ零した。

「知り合い…というか、幼馴染なんですよ。よくライルが練習でその子のこと
 撮ってて」
「ほぉー、だから慣れてるのか」
「そういうこと。かなり渋ったみたいですけど、今回だけ特別に協力してもら
 ったんです。なんで名前とかいろいろ隠してやらないと…」
「この子が危ないってわけね」

 トン、とデスクをたたく手が写真の中の女神を指す。
 ニールが頷くと、周囲に集まっていた面々は物知り顔で動き出した。

「それにしても惜しいわね。一般人だなんて」
「ミス・スメラギ…」

 自身もモデルになれそうなナイスバディの上司は一人写真を眺めながら呟いた。
 それに眉をしかめると、スメラギは小さく笑う。

「別に他意はないわよ?勿体ないとは思うけど」
「ダメですよ。刹那にはドロドロした世界とか、味わせたくありませんから」
「あら…大切なのね」
「そりゃぁ…妹みたいなものですし」
「ああ、幼馴染、だったかしら」

 ―――そうだ。大切な幼馴染だ。
 小さな頃からずっと見てきた、大事な存在。
 人付き合いが苦手で、無表情。でも笑うと可愛い、女の子。
 よく知っているはずだった。けれど写真の中の刹那はどこか危うげで、ニール
 の知らない顔をしていた。








 天気のいい日だった。
 澄んだ冬の空は透明で、風は冷たいものの、そこまで寒さを感じない。
 愛用している赤いマフラーに口元まで埋め、ボタンをきっちり留めた濃紺のコ
 ートのポケットに手を突っ込む。
 ヒールの低いブーツは冬の初めにライルがくれたものだ。ついでに今日コート
 の下に着ている厚手のニットワンピースは、ライルが撮影で使ったものをその
 ままクリスティナから買い取ったもの。
 タイツを履いているとはいえ、足元が冷える―――。

「刹那、寒いか?」

 心配そうに覗きこんでくる翠に、小さく首を横に振ることで否定する。
 寒いなんて言おうものなら、乗り物に乗る前に喫茶店にでも入りそうだ。

「何から乗るかなぁ…。遊園地なんていつぶりだ?」

 冬とは言え休日の遊園地は人が多い。
 ざわめく園内を眺めていると、目の前にアトラクションマップが広げられた。

「ほら刹那、折角来たんだから楽しもうぜ」
「…好きにしろ」

 なんでこんなところに、ニールと二人でいるのだろう。
 楽しそうな彼を目の前に、思わず黄昏そうになった刹那は小さくため息をつい
 た。
 ライルはたまにはいいだろう、と笑って送り出してくれたけれど。正直なとこ
 ろ、気が重い。そして同じくらい心のどこかで期待している。
 ことの始まりは、つい三日前のことだった。



「遊園地の招待券?」
「そう。期限は日曜までなんだよな」

 ぺらりと表示されたそれは三枚。車で少し走ったところにあるそこは、最近新
 しくアトラクションが増やされたとかで、しばらく騒がれていた。
 そんなものをなぜニールが持っているのだろうか。
 訝しげな赤褐色に気づいたのか、彼は経緯を話し出した。

「この間、刹那に雑誌の撮影手伝ってもらったろ?」
「ああ…」
「で、これはうちの上司のミス・スメラギがお前に渡してくれってくれたわけ」
「…それで?」
「お前こういうのあんまり好きじゃないだろ?だから断ったんだが、期限も近い
 し、うちの職場に行く人間はいない」
「……だから?」
「せっかくだし、もらってきた」

 にっこりと笑いながら告げた言葉に、刹那は興味を失ったように視線をテレビ
 に向けた。

「必要ない。残念だったな」

 しれっと返した子供に、ニールは残念そうな顔をする。
 喜ぶとは思っていなかったが、ここまで興味を持たないとなると、チケットが
 もったいない。
 どうしたものかと思っていると、今日の食事当番だったライルが片づけを終え
 て二人が話しているリビングに来た。
 兄と手の中のチケット、そして刹那に目を向けると何かを思案するように口元
 に手をやる。

「…刹那」

 ライルが雑誌片手に刹那の座るソファの反対側に腰を下ろした。
 ちらりと視線を寄こす少女に、開いたページを見せる。

「お前、これ好きだったよな?」

 開かれたページには一面のガン○ム。現在、件の遊園地では併設されているミ
 ュージアムでその特集がなされているらしい。
 思わず反応した少女を双子は見逃さなかった。

「遊園地はともかく、これは見たいんじゃないか?」
「このチケット、優待券も兼ねるから無料で見れるぞ」
「でもこれも日曜までだなぁ…」

 そっぽを向いていた赤褐色がそろそろと雑誌とチケットを見比べる。
 しばしの間をおいて、少女は抱えていたクッションから顔をあげた。

「…行く」

 了承の言葉に、双子は同時にガッツポーズを決めた。

「兄さん最初からそのつもりだっただろ」
「好きなもの、変わってなくてよかった…」

 雑誌の影で二人がそんな会話をしていたなんて、少女が知る由もなく。
 遊園地のチケットをもらってきたのは意図的だったとか、わざわざ三枚用意し
 てもらった、だとかはなおさら闇に葬られた。
 しかし前日になって、急にライルがいけなくなってしまったのだ。
 土日は休み、と決まっているニールは良いものの、不定期なライルに飛び入り
 の仕事は珍しくない。
 平謝りするライルを前に、刹那は戸惑っていた。

「ライル…どうしても無理か…?」
「悪い刹那…。断れない仕事なんだよ」

 このままではニールと二人きりで行くことになる。
 今の刹那には喜びと不安が半分ずつ、と言ったところだ。
 俯いてしまった子供にライルはそっと囁いた。

「いい機会じゃねぇか。少し欲張りになって来い」
「ライル…」
「辛くなったら電話してきていいからさ。ついでにでっかいぬいぐるみも買って
 もらえ」

 不安でいっぱいの赤褐色に兄と似た穏やかな笑みを見せる。
 しぶしぶと言ったように頷いた子供の頭を優しく撫ででやった。




 最初からミュージアムでは刹那が動かなくなると断定し、先にアトラクション
 で遊ぶことにした。
 人ごみの嫌いな子供にとって、ここは少々居心地の悪さを表しているものの、
 どこかそわそわしている。
 そう言えば刹那は遊園地なんて家族で来たことはないのだろうな、と彼女の家
 庭を思い浮かべた。
 忙しすぎて、子どもを省みない両親。いつも静かすぎる家の中で、刹那は一人
 きりだ。いくらディランディ家で世話をしていても、家族で出掛ける時や旅行
 に刹那がついて来たことはない。
 寂しい、と楽しいを知らない子供。
 胸の苦しさを振り切るように、ニールは微笑んだ。

「ほら、行こうか」

 差し出した手を見つめて目を瞬かせる子供に、幼い頃のように手を取ってつな
 ぐ。
 一回り、いや二回りは小さいその手をしっかり握りしめて手近にあるコースタ
 ーへ向かった。

 絶叫マシーン系は平気らしい。
 二人平気な顔で次々制覇していると、周囲からは感嘆の声があがった。
 だいたいの絶叫系を制覇したところで昼食にする。

「…視線が煩い」

 ちょうど混む時間帯だったこともあり、嫌そうに眉をしかめた刹那に、レスト
 ランは諦めて適当にジャンクフードをテイクアウトする。
 冬という季節がら、外で食べようと言う人はあまりおらず、広場は閑散として
 いた。
 まだ暖かいバーガーを頬張る刹那を見つめながら、ニールも食事を済ませる。
 食べる仕草が小動物のようで可愛らしい。時折首元のマフラーが食べるのを邪
 魔するのか、食べるのをやめて巻きなおしていた。
 そんな些細な行動すら微笑ましくて、知らず口元が緩む。

「…ニール?」

 あまりにも見つめすぎたのか、いつの間にか食べ終えた刹那が大きな赤褐色を
 不思議そうに向けていた。
 小さく首を傾げる仕草になんでもない、とセピア色の長い髪を撫でてやる。
 頬に指が触れて、そのあまりの冷たさに驚いた。

「どこか建物の中に入ろうか。…ごめんな、冷たくなっちまったな」
「…別に、平気だ」
「俺が心配なんだよ。ほら」

 小さな手もとても冷たくて。
 つないだ先から少しでも温まればいいと、指を絡める。
 所謂コイビトツナギ。刹那の頬がほんのり赤くなったことに、寒さのせいで気
 づかなかった。




「よっしゃ、狙い打つぜ!」

 アトラクションにはもう飽きたという刹那を連れて入った先はゲームセンター。
 学生時分はよく遊んだ射的型のゲームにコインを入れてスコープを覗きこむ。
 ライルと二人、どちらがより良い成績を出せるか競ったものだ。
 興味深げに自分を見つめてくる視線に思わず熱が入る。―――まるで彼女にい
 いところを見せたい、高校生のようだ。そんな自分に笑いながら、ゲームに没
 頭する。

「すごい…」
「まぁこんなもんだな」

 自己最高得点には及ばなかったものの、久しぶりの射撃に得意げになる。
 刹那の輝いた目が自分に向けられているのも気分がいい。

「なぁ、あれ獲れるか?」

 服の裾を引かれ、刹那が指さした先を見ると、大きな黒猫のぬいぐるみが鎮座
 していた。
 どうやら屋台射撃の要領で、当てて倒したら景品としてもらえるらしい。
 ぬいぐるみくらい、買ってやるのに―――。
 そう思いながらも、珍しいおねだりに答えないわけにはいかない。

「学生の頃はロックオン・ストラトス≠フ異名で呼ばれた男だぜ。まかせろ
 よ」

 ウインクと共にそう告げると、刹那が珍しく――本当に珍しく声をあげて笑っ
 た。
 ―――何が何でも狙い打つ。
 そしたらきっと、昔みたいに誰より近かったころ見たいに―――。


 ニールに獲ってもらったぬいぐるみを抱え、ベンチに座る。
 的確な狙いでこの大きな獲物を仕留め、他にもストラップやお菓子など刹那の
 ために取ってくれたのだ。
 何かを取るたび、子供のような笑みでこちらを見るから心臓がはねて大変で。
 その後は目的だったミュージアムへ行き、刹那がキラキラと目を輝かせるのに
 苦笑していた。午後のほとんどをゲームセンターとミュージアムに費やして、
 満足した刹那をベンチに座らせる。
「少し休憩しよう」と告げ、飲み物を買いに行ってくれている彼は周囲の視線
 を集めていた。
 でも。どんなに子供のような表情をしたって、彼は大人で。自分は子供なのだ。
 周囲の目が、刹那たちを見て話していた声は、耳に届いた。

『恋人かな?』
『まさか――兄妹とか、そこらじゃない?』

 やっぱり釣り合わないのだろうか。
 8歳も離れていて、自分は小柄な身体と顔のせいか、中学生くらいにしか見え
 ない。
 黒猫をぎゅっと抱きしめると、顔を埋める。柔らかい手触りのそれは、刹那の
 ささくれた心を少しだけ癒してくれた。

「刹那、待たせたな」
「ニール」

 顔をあげると、甘い匂いのするカップを差し出しながら、翠が細められる。
 首を傾げて見上げると、彼は刹那を優しく撫でた。

「お前、そっくり」
「は?」
「そのぬいぐるみ。お前とよく似てる」

 一抱えもあるぬいぐるみを刹那から奪うと、ニールは楽しげにそう言った。そ
 のままそのぬいぐるみに軽く口付ける。
 自分に似ているというぬいぐるみにキスをした男を呆然と見つめ、思わず頬を
 赤く染めた。

「っと、何だ?」

 黒猫を間に挟んで甘いココアを飲んでいると、反対側でコーヒーを飲んでいた
 ニールが携帯電話を取り出す。
 規則的に震えるそれに二人の時間を邪魔された気がして、少しだけむっとした。
 それはすぐに絶望へと取って代わったけれど。

「悪い刹那、ちょっと…」
「電話か?」
「ん、すぐ戻ってくるからここにいろよな」

 席をはずすということは、刹那の知らない人からのもの。
 そしてあのどこか照れたような、そんな顔をする時は―――。

「もしもし―――」

 歩きながら電話に出たニールの目が優しく細められた。
 その後ろ姿を見送りながら小さくため息を吐く。
 ―――彼女からの電話だ。
 休みだったのだから、もしかしたら本当は自分とではなく、彼女と約束を取り
 付けるはずだったのかもしれない。遊園地のチケットはわざわざもらって来て
 くれたとわかっているから。
 ちらりと向けられる翠を見返すことは出来なかった。だって視線が言っている。
 ―――もうおしまいだと。この時間は終わるのだと。
 彼が電話を終えて戻ってきたら、帰ろう。早く帰って寝てしまおう。
 疲れたとでもいえばいい。そしたら、そしたら彼は―――。

「…馬鹿みたいだ」

 久しぶりに二人で出掛けた。
 たくさん遊んで、このぬいぐるみももらった。
 笑ってくれた。手をつなげた。髪を撫でられた。
 ―――もう夢の時間はおしまい。

「帰らなくては…」

 彼は自分のものじゃない。
 ニールは「彼女」のものだ。

 電話を終えた彼が頭を掻きながらこちらへ来る。
 刹那はそれを微笑んで迎えた。
 この笑みが、自嘲だと気付かないで。








 今日は珍しいこと続きだ。
 そのまま自分の家に帰った刹那は玄関が空いていることに驚いた。
 朝、カギはしっかり閉めて出た。だから空いているということは、誰か――両
 親のうちどちらかが帰っているということ。

「…ただいま」

『おかえり』はない。
 そんなこと、期待するだけ無駄だ。
 けれど気になって電気の付いているリビングへと向かう。

「……母さん」
「あら刹那。帰ってきたの」

 スーツ姿のままの母親は、刹那を姿を見て何の感慨もなくそう言った。
 ほぼ一月ぶりに会う娘に対して、何も思っていない証拠だった。
 鞄に整理された書類とパソコン、それから着替えを詰めていく様をただ見つめ
 る。

「またすぐに出なきゃいけないの。夕食は…時間がないわ、適当に食べて頂戴」
「…わかった」

 テーブルに置かれる一万円札。次いで身支度を整える母親と、目が合うことは
 一切ない。

「そうそう、近いうちお父さんも帰ってくるはずよ。それでね―――」

 ふと思い出したかのように事務的に伝えられた内容は、刹那の心を凍らせるも
 のだった。
 けれど話している母親本人からは、何の感情も見いだせない。

「だから刹那、少し考えておいて」
「………わかった」

 それ以外に、何と答えたらよかったのだろう。



 いつの間にか夜が来ていた。
 帰ってきたのは確か日が暮れはじめる頃、まだ17時過ぎだったと記憶している。
 静まり返ったリビングのソファに一人、座ったままだったようだ。
 母親がいつ出掛けたのか覚えていない。「いってらっしゃい」と告げた記憶も
 ない。
 言葉など、いつだって意味をなさなかったけれど。

 知らず抱きしめていた黒猫の大きなぬいぐるみを抱えて庭に面した窓を開ける。
 ディランディ家の庭と違い、何もない、ただの庭。
 何も履かずにふらふらと外に出る。
 凍るような寒さの中、吐いた息が真っ白く流れて消えた。
 見上げた空はキンと凍る、晴れ渡った夜空。
 灯りの少ないここからは、星がよく見えた。

「北極星…オリオン…」

 昔、隣の家の屋根に上らせてもらったことがある。
 宿題で天体観測をした日、空を指しながら彼が刹那に教えてくれた。
 その星を一人地上から眺めながら、呟く。

『冬の大三角だ。オリオン座のベテルギウス、おおいぬ座のシリウス、こいぬ
 座のプロキオン』

 小さな刹那を膝に抱え、同じ毛布にくるまって、話す幼い声を覚えている。

『俺たちは三人兄弟だから三つ並んだオリオン!』
『刹那は?』

 ライルの指がオリオン座のまん中にならぶ三つの星を指して言うと、エミリー
 が刹那を見て聞いた。
 刹那が首を傾げて困ったようにニールを見上げると、彼は刹那を抱きしめたま
 ま囁いた。

『刹那はシリウスでいいんじゃないか?』
『シリウス?』
『全天で一番明るい星なんだ。だからあれが刹那の星』

 優しいターコイズグリーンが細められる瞬間がとても好きだった。
 何も持たない刹那をただ受け入れてくれた人。
 一番明るい星をくれた人。

 ひとつだけ願いが叶うなら、きっと自分はシリウスに祈るだろう。
 彼がくれた光に。

「ニール…」

 もう十分だ。
 思い出も、優しさも、たくさんもらってきた。
 これ以上、望むのが間違ってる。

 一人で立てるから。もう手はいらない。
 けれどもうしばらくは、覚えておかせてほしい。
 抱きしめたままの黒猫に、昼間彼がしたように口付けを贈る。


 刹那は夜空を仰いで目を閉じた。
 頬を一筋伝った涙は、こぼれたと同時に、ひどく冷たく変わった。























       刹那がどんどん哀しくなっていきますが…書いてるこちらもニールを罵倒
              しつつ切なくなってきました。
       冬の空がこの話のイメージなので、今回ようやく入れることができました!
       これから話が動き出す予定です〜。ニールにも頑張ってもらわないと(笑)

          09.01.17 あなたの優しさが、本当に救いだったの。